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レンタカー旅行のヒント
レンタカー旅行の旅を楽しくするため、快適にするためのちょっとしたアドバイスと情報。
よい地図を旅の供に
カナダではカーナビがないわけではないがまだ普及はしていない。レンタカーにも用意されていないのが普通。カナディアンロッキーの道はわかりやすいが、知らない土地でストレスなくドライブするには道路地図は必須。
広告目的の無料地図もあちこちで配布しているが大雑把であったり情報が貧弱な場合が多いので、市販のものを買った方がよい。
現地では色々な種類のものが販売されているが、一枚選ぶならGEM TREK PUBLISHING社の「Banff & Jasper」(5.95ドル)がお勧め。
見どころの位置と案内が記載されていてわかりやすい。区間距離が記されているのもポイント高し。簡単ではあるがカルガリー、バンフ、ジャスパー、レイクルイーズの市街地図も収録されている。
地図は旅のプラニング段階から手元に置きたい。旅のナビゲーターになるのはもちろん、旅が終われば思い出がにじんだよい記念品になるだろう。GEM TREK PUBLISHING社のものは日本でも「ロッキー地図屋」からオンラインで入手できる。
もう一つのお勧め地図はデザインが美しいAltitude社の「Canadian Rockies Access Map」(5.95ドル)。地図としても実用的なのはもちろん、裏面のカナディアンロッキーの山並みを描いた俯瞰図は壮観。折り目を気にしなければそのままポスターとしても使えるくらいの出来だ。
宿泊
ホテル、B&B(日本で言う民宿)、キャンプ場など宿泊の選択肢は多いが、夏期はどこも混むので予約をしていった方が良い。
予約なしでも値段や場所をあまり選ばなければ、大抵の場合どこかしら見つかる。ただ値段や質で妥協しなければならない可能性が大きいし、現地で空きを探すのも骨が折れる。それも旅の楽しみのうち、ということも言えるが…
ホテルによっては忙しいシーズンは2泊あるいは3泊以上からしか予約を受け付けないところも多いので、旅の日程とにらみながら宿泊地も選ぶことになる。
複数の寝室からなるスイートルームを用意しているホテルも多い。スイートルームというと豪華な響きがあるが、割と質素で安価なものもあるので、家族旅行やグループ旅行にはおすすめ。別々に部屋を取るよりも、スイートルームに宿泊した方が割安な場合が多いし、皆でわいわいやれる楽しさがある。
特におすすめはキッチン付きのスイートルーム。そういった部屋は調理器具、食器、簡単な調味料を備えているので、町で食材を調達してきて気軽に料理ができる。出発前に弁当を作っていくのもいいだろう。
ピクニック用の食材を車に積んでいる場合は、夜の間はクーラーボックスから冷蔵庫に退避させることができるし、保冷用に冷凍庫で水を凍らせておくと便利だ。
食事
カルガリーはもちろんバンフ、キャンモア、ジャスパーにはレストランのチョイスはたっぷりある。詳しくはガイドブックやネット上の情報を参照されたい。
それ以外の地域だが1時間も走ればなにかしら食べ物にありつけるので、選ばないのであれば行き当たりばったりでもよいだろう。
ホテルやロッジにはしっかりとしたレストランがあるし、コロンビア大氷原、マリーン・レイクといった有名どころには手頃な料金で食事ができる大きなカフェテリアがある。またガソリンスタンドでサンドウィッチのような軽食を買って車内でほおばるのも悪くない。
キャンプしながら回る向きには不要なアドバイスかと思うが、是非一度は試してみて欲しいのがピクニックだ。
国立公園内には随所にピクニックテーブルが設置されている。景色の良いところも多いので、こうした設備を活用しない手はないだろう。
町のスーパーでパンやハムなどを買ってサンドウィッチを作るだけでもよい。手間をかけられるのなら、クッキングストーブと鉄板を用意してバーベキューなどどうだろう。冷たい飲み物や、熱いお茶が入った水筒があればなおよい。ただしアルコールは運転者ならずとも厳禁。カナダの法律では屋外では所定の場所以外で酒を飲むことはできないのだ。
アウトドア用のクッキングストーブ、簡単な調理器具と食器、そして食材と保冷用の氷を詰め込んだクーラーボックスをクルマに置いておけば、気に入った場所、好きな時間に食事に取りかかれる。
保冷用の氷はスーパーやガソリンスタンドで購入できる。もしホテルなどで冷凍庫が使える機会があったら、前夜からミネラルウォーターのボトルをいくつか凍らせておき、出発時にクーラーボックスにいれておくと中が水浸しにならないし、溶けたらそのまま飲料に使えるというメリットがある。
無粋な注意かも知れないが景観のためにも野生動物のためにもゴミの始末はしっかりとされたい。野生動物が人間の捨てたゴミの味を覚えてしまうと、人間にとっても動物にとっても不幸な結果となる。ピクニックテーブルがある場所にはクマも開けられない鉄製のゴミ箱が用意されていることが多いのでそこに捨て、あたりにゴミ箱がない場合は持ち去ろう。
カルガリーにて
モデルプランには含めなかったが余裕があればカルガリーに宿泊するのもよい。ほとんどの人にとってカナディアンロッキーへの旅行の主目的が大自然ということもありカルガリーの魅力が見落とされがちだ。
大平原に囲まれたカナダ第4位の都市、カルガリー。近年は石油産業の発展が著しく、街が活気づいている。せっかくのチャンスだから、街歩きの時間を取りこの街の雰囲気を楽しんで行ってはいかがだろう。ショッピングも食事もチョイスが多い。
もし帰りの飛行機の便が朝早いのであれば前日にカルガリーに戻るようにすれば朝が楽なので一石二鳥。
ドライブ中にキャンプやピクニックを予定しているようだったら、バンフに向かう前にここでアウトドア用品や食材を仕入れていくとよい。本格的なアウトドア用品だったらMEC、レジャー用のアウトドア用品だったらカナディアン・タイヤ(Canadian Tire)がお勧め。この店は本来は自動車用品店なので、各種自動車用品もここでゲットできる。
食材ならT&Tというアジア系の大型マーケット。ここには醤油、味噌をはじめとして日本食の品揃えも豊富。
MEC
830 10th Avenue SW, CalgaryCanadian Tire
3516 8 Avenue NE, Calgary,T&T
800-999 36th St. NE, Calgary
路上救援サービス
カナダでは日本の日本自動車連盟(JAF)にあたるオートクラブが地域ごとにあり、緊急のロードサービス、旅行代理店業務、各種保険の取り扱い等を行っている。アルバータ州はアルバータ自動車協会(AMA)はアルバータ自動車協会(AMA)、BC州はブリティッシュ・コロンビア州自動車協会(BCAA)といった具合だ。
これらの自動車協会の連合団体がカナダ自動車協会(CAA)。CAAとJAFは共に国際自動車連盟(FIA)に加盟していて相互にサービスを提供しているため、JAFのメンバーはCAAの会員に準じたサービスを受けることができる。JAFの会員は会員証を持っていくとよい。
自動車協会のオフィスに立ち寄れば地図やガイドブックがもらえるし、牽引を含む路上救援サービスが無料で受けられるので安心だ(内容によっては有料)。また会員向けの割引を利用できるホテルもあるので便利でお得。
カナディアンロッキー方面にAMAの営業所はないので空港に到着してすぐに立ち寄るといいだろう。
- パート1 レンタカーで巡る
- パート2 レンタカーを借りる
- パート3 これだけは知っておきたい
- パート4 レンタカー旅行のヒント