編集部
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2007-08-24
氷河期の原因が解明か?
by
Yuichiro Sugiura
posted at
2007-08-24 09:07
今から1万年程前まで続いた最後の氷河期。その頃カナディアンロッキー一帯も分厚い氷河で覆われ、高地から低地にゆっくりと移動する氷塊が山や谷を削り、現在のカナディアンロッキーの姿を造り出した… この氷河期なるものはほぼ10万年周期で起きているそうです。
氷河期はなぜ起きるの?そうした問いに、科学者達はいくつもの仮説を打ち出していますが、その中で最も有力と言われているのがミランコビッチ説。このミランコビッチ説の正しさを裏付ける調査結果を英科学誌ネイチャーに日本の研究チームが発表したと朝日新聞が伝えています。
僕の理解によるとミランコビッチ説とはこんな感じです。(素人ですので間違いがあるかも)
- 地球の自転軸の傾きは約4万年の周期で変化している。ちょうど頭を振りながらグラグラと回るコマのような感じ。冬の北半球だけを見てみると4万年のサイクルで太陽から遠い期間と逆に南半球が遠い期間ができる。
- 太陽から遠いときは気温が下がるわけだけれども、これだけだと冬の北半球の寒さが厳しい期間と冬の南半球がの寒さが厳しい期間が交互に訪れるだけで氷河期の原因にはならない。
- ところが北半球は南半球より大陸が多く熱しやすく冷めやすいという特性がある。そのため北半球は南半球よりも下がり方が大きい。
- 気温の低下により地表に氷が形成される(氷河が成長する)と、太陽光を反射するためさらに冷えやすくなる。冷えるとさらに氷が増える。この循環により北半球はどんどんと寒くなる。
国立極地研究所や東北大などの研究チームは、南極で氷床にドリルで穴を掘って、各年代(地層のように下に行くほど古い)の氷を採取。氷の気泡を分析して雪温や二酸化炭素濃度を推定たところ、ミランコビッチ説による日照量の変化と符合した、ということらしいです。
ところで映画「不都合な真実」で、氷床にドリルで穴を掘って氷のサンプルを採るシーンがありますね。日本の研究チームがしたのはあれと同様の調査なのかな。
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