ロッキー辞典
シヌーク
乾燥した暖かい空気がロッキー山脈の東側に吹くフェーン現象。アルバータ州ではシヌークと呼ばれる。シヌークは先住民の言葉で「雪食い」の意。4時間で-17度から13度に気温が上昇した記録もある(1983年1月11日、カルガリー)。
太平洋側からの湿気を帯びた空気がロッキー山脈を超える際、高度が上がるにつれ空気は冷たくなり、高度が下がるにつれ暖くなる。山脈を超える前に雨や雪として湿気が吐き出されるため、東側に達した時点では空気は乾燥している。
乾燥した空気は同じ高度でも湿気の多い空気よりも気温が高くなる。結果として山脈を超える前よりも暖かい空気が山脈の東側を吹くことになる。
一冬で20日間ほど発生し、数日続くこともある。